ハマボウって何?
ハマボウは、アオイ科フヨウ属の落葉低木で、河口近辺に分布し、7月になると、3センチから8センチの黄色いきれいな花を咲かせます。
最近では、水害対策、治水のために各地で、護岸工事や河川改修工事が行われています。近年は気候の変化が激しく、水害も多発しています。工事が行われることは、大変喜ばしいところですが、それによってこのハマボウが、絶滅危惧種に指定されています
。
最近の自然災害は本当にものすごいものがありますし、河川改修工事等が行われるのは致し方ありませんが、このような自然が無くなるのも寂しい気がします。
ハマボウの見どころは?
全国的に少なくなってきているハマボウですが、 糸島市のシンボル指定の花になっています。雷山川の下流、加布羅橋(がぶらばし)から河口に向かって両岸に 、約700本のハマボウが群生しています。
この規模の群落はあまり多くなく、貴重なものとなっています。
ひまわりと同じように、太陽の方を向いて、朝咲いて夕方には閉じてしまいます。7月の初めから7月の下旬にかけて、どんどんと開花していきます。晴れた日に見るのも最高ですが、梅雨の時期なので雨が振る時が多いですが、しっとりと濡れたハマボウの花も綺麗です。
ハマボウ群落の場所は?
所在地 | 糸島市前原西5丁目11-21付近 |
電車 | JR筑肥線 筑前前原駅下車 徒歩15分 |
車 | 西九州自動車道前原ICから6分 |
バス | 昭和バス 加布羅バス停下車 徒歩5分 |
駐車場 | あり(但し、7月の土、日、祝日のみ可能) |
ワンポイントアドバイス!
県道54号線を志摩方面に向かい、加布羅橋から左折すると、群生しているハマボウを見ることができます。
しかしここは道が非常に狭いので、スピードに注意して運転されてください。少し奥に入ったところに、ハマボウ見学に用意された駐車場もあります。(7月の土、日、祝日のみ可能)
ぜひ、そちらを利用されて下さい。
この情報は2020年7月3日現在のものです。ご利用の際には、お問い合わせ、ご確認の上、行かれてください。