箱島神社ってどんなところ?
箱島神社は国道202号線、福岡方面から来ると加布里の交差点、加布里公園を越えると、右側に海が広がります。
その地点から約500メートル位行くと、左カーブに差し掛かったところの右側に箱島神社が見えてきます。
少し坂を降り、橋を渡り 、石段を登ったところに鎮座されています。
糸島市二丈浜窪の穏やかな海が広がるとても景色の良い所です。江戸時代には竜宮城と言われるほどの景勝地であったそうです。
箱島神社の御祭神は、 塞坐三柱大神(さやりますみはしらのおおかみ)・西宮大明神(にしのみやだいみょうじん)・愛染明王(あいぜんみょうおう )となっています。
・西宮大明神 航海や漁業の神様
・愛染明王 恋愛成就や結婚祈願にご利益がある神様
この箱島神社は、 耳の神様としても知られ、奉納されている火吹き竹で耳を吹けば、耳の病気が治るとの言い伝えがあります。
箱島神社の見どころは?
箱島神社の見どころは、海上に立つ神社で 、地上から神社までは橋が架けられています。その橋を歩いて鳥居の所まで行くと神聖な感じが漂います。
鳥居をくぐると、石段がありそれを登っていくと 、箱島様が祀られています。 海の上に祀られている神様なので、何か不思議な感じがしますね !相当なパワーを頂けそうです。
この箱島は、周りが海に面しているため、 海に抱き込まれるような感覚になります。 そしてここからは、いつも夕日が見えます。ここから見える夕日は格別ですよ!
私は小さい頃から、ここにはよく釣りに来ていました。波止からウキ釣りをしたり、砂浜から投げ釣りをしたりしてました。
昔は、メジャーな芥屋の漁港とかは大人の人が大変多く、子供が釣り糸を垂れるような場所はありませんでした。 子供は迷惑をかけるので、混雑の中では竿を出せなかったのです。そんなことからも、比較的人が少なくて、近場のここによく来ていました。
国道202号線から見える、松の木越しの風景もいいんですよね。
昔の箱島は人で賑わっていた!
江戸時代からこの箱島は、糸島の風光明媚な土地であったといわれています。大正時代には、この箱島にも 数寄屋造りの料亭が何軒も立ち並んでいたとのことです 。
筑紫富士(可也山)を、海上から望む名所として、大正から昭和初期にかけてにぎわいを見せていたとのことです。
以前に建物があったことは、つい最近テレビを見て知りました。こんなところに料亭が建てられるのかと思いましたが、実際に立っていたんですね! 驚きました!
現在は建物などはなくなっていますが、建物が建てられていた柱の穴が岩に開けられているのが確認できます。
箱島の御朱印は?
この箱島神社は、無人の神社になっています。しかし、御朱印は存在します。二丈深江にある鎮懐石八幡宮において、いただくことができます。
こちらから車で、唐津方面に向かい7~8分で到着します。
箱島神社の場所は?
所在地 | 糸島市二丈浜窪86 |
電車 | JR筑肥線 一貴山駅下車 25分 |
バス | 昭和バス 加布里バス停下車 徒歩15分 |
駐車場 | なし |
ワンポイントアドバイス!
この箱島神社には、駐車場がありません。以前は道路脇のスペースに注射される方もおられましたが、最近では、 駐車禁止の違反切符を切られることもあるようです。
ですので 、浜窪の駐車場をご利用されることをおすすめします 。この辺りは、歩道が狭く、車の往来も多いので、十分に気をつけて行かれてください。
この情報は2020年7月11日現在のものです。ご利用の際には、お問い合わせ、ご確認の上、行かれてください。